TOEIC

TOEIC Part2 最初の単語を聴き逃した時に消去法で1点をもぎ取る技術

TOEIC Part2で最初の単語を聴き逃すと、かなり焦りますよね。

Where だったのか。
When だったのか。
Who だったのか。
Did you だったのか。
Could you だったのか。

最初を聞き逃すと、質問の種類がわかりません。
でも、ここで一番やってはいけないのは、聞き逃した最初の単語を思い出そうとすることです。
その間に、選択肢Aが流れて選択肢まで聞き逃してしまいます。

質問文を聞き逃したとしても、選択肢の消去法で1点をもぎ取る可能性はあがります。
聞き逃した質問文については諦め、すっぱり切り替えて選択肢を聞き取ることに全集中してください。


最初を落としたら、質問文は追わない

最初の単語を聴き逃したら、質問文をきれいに復元するのはほぼ無理です。
「今のWhereだった?」
「Whenだった?」
「Did youだった?」
と、焦っているうちに、選択肢Aが流れます。

Part2は一度しか流れません。
その時点で選択肢に全集中です。

冒頭を聞き取れた場合の選び方は、こんな感じです。
Whereだから場所を選ぶ
Whenだから時間を選ぶ
Whoだから人を選ぶ
Did youだからYes/Noを選ぶ
Could youだから依頼の返事を選ぶ

ですが、こういう判断はできません。
冒頭を落とした時に見るのは、質問の種類ではなく、選択肢の怪しさです。

消去法1:聞こえた単語に飛びつかない

最初を聴き逃すと、途中で聞こえた単語にすがりたくなります。
たとえば、質問文の途中で schedule だけ聞こえた。
そのあと選択肢にも schedule が出てきた。
すると、つい選びたくなります。

でも、TOEIC Part2ではここが罠です。
同じ単語が入っている選択肢は、正解ではなく、ひっかけのことが多いのです。

Question:
…… the updated schedule?

Choices:
(A) Sure, I’ll email it this afternoon.
(B) The schedule was updated yesterday.
(C) The meeting starts at nine.

最初を聴き逃しているので、正確な質問はわかりません。
でも、Bは updated schedule という単語をそのまま拾っています。
それだけで選ぶのは危険です。
Aは「メールします」と返していて、会話として成立しやすい。

冒頭を聴き逃した時ほど、同じ単語が聞こえた選択肢は怪しい


消去法2:似た音の選択肢を消す

Part2では、音が似ているだけの選択肢も出ます。
最初を聴き逃していても、途中の単語と選択肢の音がズレていることは拾えます。

Question:
…… copy these documents?

Choices:
(A) Sure, I’ll make copies now.
(B) The coffee is in the break room.
(C) The documents were delivered yesterday.

Bは copy / coffee の音ひっかけです。

音は似ています。
冒頭を聞き逃しているので、会話としてはつながるかどうかは不明です。
こういう選択肢は怪しいです。
よくある音ひっかけは、たとえばこのあたりです。

  • copy / coffee
  • file / while
  • report / airport
  • meeting / seating
  • manager / messenger

冒頭を聴き逃した時でも、似た音だけで意味がズレている選択肢は消せます。


消去法3:単語には合っているけど、返事になっていない選択肢を消す

Part2の不正解は、問題文の単語には反応しているのに、返事としてズレていることがあります。

Question:
…… the meeting room?

Choices:
(A) Yes, I reserved it this morning.
(B) The meeting starts at ten.
(C) The room is on the third floor.

最初を聴き逃しても、meeting room が聞こえたとします。

Bは meeting に反応しています。
Cは room に反応しています。
でも、どちらも「meeting room」に対する返事としては弱いです。
Aは reserved it と言っていて、meeting room 全体に対する返事になっています。

ここで見るのは、

その単語を説明しているだけか。
それとも、相手の発言に返事しているか。

です。


消去法4:選択肢同士を比べる

冒頭を聴き逃した時は、質問文を頼りにしすぎない方がいいです。
代わりに、A・B・Cを比べます。

Question:
…… the client proposal?

Choices:
(A) I sent it this morning.
(B) The client is from Singapore.
(C) The proposal is twenty pages long.

最初が聞こえていないので、質問は不明です。

でも、Bは client の説明。
Cは proposal の説明。

Aは it で client proposal 全体を受けて、「送りました」と返しています。
会話として一番動いているのはAです。

冒頭を聴き逃した時は、こう考えます。
A・B・Cの中で、ただの単語説明になっていないのはどれか。


消去法5:「完全にわからない時」は1つだけ消す

最初を聴き逃した問題を、毎回きれいに解くのは無理です。

だから、目標を下げます。
正解を当てるではなく、1つ消す
1つ消せれば、3択から2択になります。

全部聞き取れなかったから適当にマークするのではなく、

  • 同じ単語に飛びつかせる罠
  • 似た音の罠
  • 単語説明だけで返事になっていない選択肢

このどれかを1つ消す。
これが「1点をもぎ取る」考え方です。


実戦での動き方

最初の単語を聴き逃したら、こう動きます。

  1. 最初の単語を思い出さない
  2. すぐAに集中する
  3. A・B・Cを最後まで聞く
  4. 同じ単語の選択肢を疑う
  5. 似た音だけの選択肢を消す
  6. 単語説明だけの選択肢を消す
  7. 残った中で一番返事っぽいものを選ぶ

ポイントは、質問文を復元しないこと。
落とした部分を取り戻そうとすると、次の音まで落とします。


練習問題

問題1

Question:
…… the updated schedule?

Choices:
(A) Sure, I’ll email it this afternoon.
(B) The schedule was updated yesterday.
(C) The meeting starts at nine.

正解:A

Bは schedule / updated を拾っただけ。
Cは meeting にズレています。

Aが一番返事として成立します。


問題2

Question:
…… copy these documents?

Choices:
(A) Sure, I’ll make copies now.
(B) The coffee is in the break room.
(C) The documents were delivered yesterday.

正解:A

Bは copy / coffee の音ひっかけ。
Cは documents に反応しただけです。


問題3

Question:
…… the meeting room?

Choices:
(A) Yes, I reserved it this morning.
(B) The meeting starts at ten.
(C) The room is on the third floor.

正解:A

Bは meeting の説明。
Cは room の説明。

Aは meeting room に対する返事になっています。


問題4

Question:
…… the client proposal?

Choices:
(A) I sent it to her this morning.
(B) The client works in Osaka.
(C) The proposal has several charts.

正解:A

Bは client の説明。
Cは proposal の説明。

Aは client proposal 全体に対する返事です。


問題5

Question:
…… the printer?

Choices:
(A) I already fixed it.
(B) The prints are on your desk.
(C) The price is lower this month.

正解:A

Bは printer / prints の音・単語ひっかけ。
Cは price にズレています。

Aが一番返事として自然です。


まとめ

TOEIC Part2で最初の単語を聴き逃したら、質問の種類を当てにいかない。

Where だったか。
When だったか。
Did you だったか。
Could you だったか。

そこを考えても、音は戻ってきません。

やることはひとつです。

A・B・Cを聞いて、明らかに変な選択肢を消す。

消すポイントはこの3つです。

  • 同じ単語を拾っただけ
  • 似た音で引っかけているだけ
  • 単語の説明で、返事になっていない

最初を落としても、Part2は、聞き逃した瞬間に終わりではありません。

他のPartについてもこちらのTOEICカテゴリにまとめています。
あわせてご確認ください。

TOEIC Part2を実戦形式で練習

こちらのアプリでは、TOEIC Part 2・5・6・7をまとめて解くミニ模試に挑戦できます。
スコア目標500~800に対応。目標スコアによってコースが選択できます。

試験前に形式へ慣れたいときや、Part別の正答率・タイム・弱点メッセージを見ながら実力チェックしたいときに便利です。

解答後はMy Pageで、Part別の正答率、タイム、弱点メッセージを確認できます。
※本アプリはTOEIC公式アプリではありません。


📱 アプリのダウンロードはこちらから!

Google Play

タイトルとURLをコピーしました