TOEIC Part3・Part4は、リスニングの中でも得点差が出やすいパートです。
Part3は会話問題、Part4は説明文問題です。
どちらも音声を聞いたあとに設問に答える形式ですが、ただ英文を聞くだけではなく、「何を聞き取るべきか」を先に把握しておくことが大切です。
TOEIC Part3・Part4は先読みが重要
Part3・Part4で一番大事なのは、設問の先読みです。
音声が流れる前に設問を確認しておくと、聞くべきポイントがはっきりします。
たとえば、次のような設問です。
- 話している人たちはどこにいるか
- 男性は何を頼んでいるか
- 女性は次に何をするか
- 話し手の目的は何か
- 問題は何か
- 変更された内容は何か
先に設問を見ておけば、「場所を聞けばいい」「次の行動を聞けばいい」「理由を聞けばいい」と意識でき、何も見ずに音声を聞くよりも、必要な情報を拾いやすくなります。
選択肢を全部読もうとしない
先読みは大事ですが、選択肢をすべて完璧に読む必要はありません。
Part3・Part4はテンポが速いため、選択肢まで丁寧に読もうとすると、次の音声に間に合わなくなることがあります。
まず優先するのは設問です。
設問を読んで、「何を聞かれているか」を把握します。
選択肢は、時間があれば軽く見る程度で十分です。
特に長い選択肢は、全部を日本語に訳そうとしないほうがよいです。

リスニングで意識すること
音声の冒頭を聞き逃さない
Part3・Part4では、音声の冒頭に大事な情報が出ることがあります。
たとえば、話している場所、状況、話題、目的などです。
会話なら、最初の一言で「店」「オフィス」「電話」「予約」「問い合わせ」などの場面がわかることがあります。
説明文なら、冒頭で「これは何のアナウンスか」「誰に向けた説明か」が示されることがあります。
最初を聞き逃すと、その後の内容がつかみにくくなります。
先読みをしたら、すぐ音声に集中できる状態にしておきましょう。
すべてを聞き取ろうとしない
Part3・Part4では、音声のすべてを完璧に聞き取る必要はありません。
大切なのは、設問に答えるための情報を聞き取ることです。
たとえば、設問が「男性は次に何をしますか」なら、男性の次の行動に集中します。
設問が「なぜ女性は電話していますか」なら、理由や目的を示す部分に集中します。
知らない単語や聞き取れない部分があっても、そこで止まらないことが大切です。
1語聞き取れなくても、答えに関係ないことも多いです。
よく出る場面に慣れておく
Part3・Part4では、よく出る場面があります。
たとえば、次のような場面です。
・会議
・出張
・予約変更
・商品の問い合わせ
・配送トラブル
・レストランやホテル
・社内連絡
・イベント案内
・交通機関のアナウンス
・留守番電話
こうした場面に慣れておくと、音声の内容を予測しやすくなります。
たとえば、予約変更の話なら、日時、場所、理由、次の対応が問われやすいです。
配送トラブルなら、商品、遅延、連絡先、対応方法などがポイントになりやすいです。
Part3とPart4の違い
Part3は、2人または3人の会話です。
話し手が複数いるため、「誰が何を言ったか」を意識する必要があります。
男性が依頼したのか、女性が提案したのか、別の人が次に何をするのかを聞き分けます。
一方、Part4は1人の話し手による説明文です。
アナウンス、留守番電話、スピーチ、広告などが多く、話の流れを追う力が必要です。
Part3は会話のやりとり、Part4は説明の目的と流れを意識すると聞きやすくなります。
図表問題は先に見る
Part3・Part4には、図表を見ながら答える問題もあります。
このタイプは、音声が流れる前に図表を確認しておくことが大切です。
表の項目、時間、価格、場所、名前などを先に見ておくと、どこを聞けばよいかがわかります。
図表問題では、音声で言われた内容と、図表の情報を組み合わせて答えることがあります。
そのため、図表を見ないまま音声を聞くと、答えにくくなります。
聴き取りに慣れよう
普段の練習では、何度も聞き直して理解する練習がメインになりがちです。
本番対策としては、1回で聞く練習がおすすめです。
復習では、スクリプトを見て、どの部分が答えの根拠だったのかを確認すると効果的です。
