文法

could / might / would の違い|日本語訳だけではわからない助動詞の使い分け

could / might / would は、日本語にするとかなり似ています。

  • could:できるかも/ありえるかも
  • might:かもしれない
  • would:〜だろう/〜するだろう

でも、英語ではこの3つは同じではありません。
特にややこしいのが、どれも「弱める」「やわらかくする」「仮定っぽくする」働きを持っていることです。

この記事では、could / might / would を「推測」「仮定」「提案」の3つに分けて整理します。

could / might / would のざっくり違い

かなり単純化すると、

  • could:可能性としてありえる(可能性・実行可能性)
  • might:ひょっとしたらそうか(弱い可能性)
  • would:その条件ならそうなるだろう(仮定した場合の結果、意思)

推測で使う could / might

推測で使うとき、could と might はどちらも「弱めの推測」

It could be true.
本当の可能性はある。

It might be true.
本当かもしれない。

日本語にすると、どちらも「本当かもしれない」に近くなります。
ただし、ニュアンスは少し違います。

表現ニュアンス
It could be true.可能性としてはありえる
It might be true.ひょっとしたら本当かもしれない

could は少し理性的。
可能性を考えて、「ありえる」

might はもう少し感覚的。
「もしかしたらそうかも」

仮定で使う could / might / would

仮定で使う場合は、役割が分かれます。

助動詞使い方
could実行することができる
そういう結果になる可能性がある
might控えめな可能性
wouldその条件ならそうする・そうなる

例文

If we had more money, we could hire another person.
もっとお金があれば、もう一人雇えるのに。
could:できる可能性

If you explain it clearly, they might understand.
はっきり説明すれば、彼らも理解するかもしれない。
might:そうなる可能性

If I were you, I would wait a little longer.
私なら、もう少し待つ。
would:その条件ならそうなる

If this works, it could save us a lot of time.
これがうまくいけば、かなり時間を節約できる可能性がある。
could:結果の可能性にも使える

練習

それぞれ訳してみよう

If I had more time, I could help you.
もっと時間があれば、_____。
If I had more time, I would help you.
もっと時間があれば、_____。

答え:
If I had more time, I could help you.
もっと時間があれば、手伝えるのに。
If I had more time, I would help you.
もっと時間があれば、手伝うのに。

could は「~することが可能」。
would は「意思」です。
I could help you. 手伝うことは可能
I would help you. 手伝うつもり

提案で使う can / could / might / should / must

「休憩したら?」も、助動詞で強さが変わります。

表現 日本語で例えると 強さ
You might want to take a break. 無理しないでね。休憩するのもありだよ。 とてもソフト
You can take a break. 休憩してもOKだよ。 普通・フレンドリー
You could take a break. 選択肢として、休憩してもいいかも。 やわらかい提案
You should take a break. もう休んだ方がいいよ。 やや強い
You must take a break. 休憩しなさい。お願いだから休んで。 かなり強い

You might want to… は、相手に押しつけない、かなりソフトな提案。

You could… は、選択肢を出す感じ。

You should… は、日本語の「〜した方がいい」よりすこし強めのニュアンス

You must… は命令に近いこともあります。(文脈によって必死なお願いになったりもする)

同じ文で比べる

It ___ be true.

It could be true. 本当の可能性はある。
It might be true. 本当かもしれない。
It would be true. 条件がそろえば、本当だろう。

could は「可能性としてありえる」
might は「かもしれない」
would は「条件がそろえば、そう判断できる」

If I had more time, I ___ help you.

If I had more time, I could help you. もっと時間があれば、手伝える。
If I had more time, I might help you. もっと時間があれば、手伝うかもしれない。
If I had more time, I would help you. もっと時間があれば、手伝う。

could は「手伝えるかどうか」
might は「手伝う可能性」
would は「自分なら手伝う」という意思

まとめ

could / might / would は、日本語訳だけで見るとかなり似ています。でも、英語では役割が違います。

助動詞基本イメージ使いどころ
could可能性としてありえるできるかも、ありえる、選択肢として可能
mightひょっとしたら弱い推測、控えめな可能性
wouldその条件ならそうなる仮定の結果、意思、後悔、願望

特に大事なポイント

  • could:可能性・実行可能性
  • might:弱い推測
  • would:仮定した場合の結果や意思

could / might / would は、意味を丸暗記するより、「何を言いたいのか」で選ぶほうが使いやすくなります。

文法カテゴリでは、英語学習者がつまずきやすい文法を実用目線で解説しています。
例えば、冠詞の使い分けで迷う人は、こちらの記事も参考になります。
I need to go to the bank? a bank? どっち?「a」と「the」で迷う人へ

最後に確認クイズ

Q1 This ___ be a mistake.

A. could
B. would
C. must

答え:A. could
「ミスの可能性がある」という意味なので could。

Q2 You ___ want to check the email again.

A. must
B. might
C. would

答え:B. might
You might want to… で「〜しておくといいかも」というソフトな提案。

Q3 If we had more money, we ___ hire another person.

A. could
B. would
C. might

答え:A. could
「もう一人雇える」という実行可能性なので could。

Q4 If I were you, I ___ say no.

A. might
B. could
C. would

答え:C. would
「私なら断る」という仮定の判断なので would。

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