その指摘、要る? “R”と“L”の違いにこだわりすぎ問題

英語の発音は、日本語にないものが多いので難しいですよね。
特にRの発音が難しい、RとLの使い分けが難しい、というのは古来から言われて続けています。
「Rの発音がLになってるよー」とかいちいち指摘する人、疲れちゃいません?

本当にRとLの発音が違うと伝わらないのでしょうか?LとR、どこまで気にすべき?

発音が間違っていると伝わらないのか?

文脈がない単語単体では、RとLの区別がないと違った意味で聞こえる

「light(光)」と「right(右)」
「glass(グラス)」と「grass(草)」

➡️ 発音の違いが意味を変えるので、違った意味で聞こえる
ここで「らいと」としか言えないと、どっち?と混乱される可能性がある。
でも、会話内で単語だけで判断されることはあまりありません。

文脈がある会話内では、だいたい推測で理解してくれる

実際は、聞き分けよりも前後の意味で判断されるケースが多いです。

“I turned right at the corner.”
“I turned light at the corner.”(意味的におかしいからrightだな、と自然に判断)

文法・語彙・状況から自然に補完されるので、ネイティブはたいてい理解してくれる。
彼らは 意味が通じるかどうかで判断している。

なので、発音が完璧じゃなくても伝わらないってことはありません。
実際、多くの英語ネイティブ話者は、ノンネイティブの発音に慣れており、意味が通ればいちいち発音の間違いを気にしませんし、指摘もしません。

「発音がすべてじゃない」…でも、伝わる発音にするコツはある

RとLの発音を近づけるコツ

light  舌を前歯の裏につけて、“ゥラァイト”
right 舌が口の中のどこにも触れないで、“ゥラァイト”

lice 舌を前歯の裏につけて、“ライス”
rice 舌が口の中のどこにも触れないで、“ゥラァイス”

glass 舌を前歯の裏につけて、“グラス”
grass 舌が口の中のどこにも触れないで、“グゥラァス”

会話の中でシラミと米を文脈判断できないなんてことはないと思うので、そこまで気にしなくても大丈夫。人の名前などでは、気を付けよう。

発音よりもまず大事なのは?

発音を完璧にすることを意識するのは後回しでもいいと思います。まず重要なのは、語彙を増やすこと、伝えるべき言葉がわからないと何も始まらないし、知らない語は聞き取りもできない。

英語学習おすすめ優先度
①単語・語彙の増強(話が通じることが最重要)
②リスニング力
③発音

チャンク(ひとかたまりのフレーズ)で覚えると、文法含めて語彙を増やすことができるので、効率がいいです。

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